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2024-02-22 08:19:00

サービスの価格を上げるためには、何を足せばいいの?

こんなご質問を頂きました。

 

 

価格を上げるにしても何を足せば良いのかな??と思っています。
価格設定や内容設定は、何を基本に考えていけばよいでしょうか?

 

 

 
 

値上げのタイミング、悩みますよね…。
私の場合、「機能を足す」のではなく「価値を高める」ことに注力しているので、それをお話しますね。

 

 

 

  あなたならどうする?

 

こんな例で、考えてみましょう!


リンゴ農園が台風に見舞われ、
ほとんどのリンゴが落ちてしまったのです。

1年間大切に育てたのに…

落ちて汚れてしまったリンゴって
通常より安い価格になることが多いので
大打撃ですよね・・・

収入源が無くなってしまったこんな時、
あなたなら、どんなアイディアを出しますか?



とある農園では

わずかですが木から落ちなかったリンゴに注目し
「落ちないリンゴ」と名付け
全国の神社で縁起物として販売したのです。


受験や試験など
「落ちたくない」時には
欲しいですよね!!

ちなみに「落ちないリンゴ」

2個で3,000円ほど。

通常のリンゴの価格とくらべたら
破格ですよね・・・・!!!!

 

 

さて、あなたなら

落ちたリンゴを売るために

どんなアイディアを出しますか?

 

 

  それは「誰」のためのモノなのか?


また、あるリンゴは

1玉で46,000円の値段が付いたそうです!

 

ビックリしますよね。

 

 

私は食べたことが無いので

どう違うの!?って思ってしまいますが

 

味・見た目だけではなく

育てる過程のこだわりだったり

数%しか取れないという、希少価値だったり‥

 

いろんな要素が組み合わされて

高額なリンゴになっているはず。

 

でも、その値段の理由を聞いたとしても

私は買おうとは思いません。

 

リンゴに46,000円は出せない~(笑)

 

でも、

プレゼントしていただければ

喜んで食べます♡

 



高額のリンゴって誰が買うのでしょう?

 

単に、リンゴが食べたい人が
買うわけじゃ無いのが分かると思います。

 

リンゴに目がない方なら

当たり前に買うのかもしれません。

特別な人へのプレゼントや

人と違った贈り物をしたい方が

買うかもしれません。

リンゴ=いくら

という相場はありますが

 

誰が何のために買うか?

によって、

 

リンゴへの価値ポイントが変わるので

価格も変わるのです。

 

あなたの売りたいサービスは

誰のためのサービスですか?

 

 

 

  価値を高めるために出来ること

 

そもそもですが

価値というのは

受取り側が決めるものです。

 

私が「これがこのサービスの価値です!」と

必死にアピールしても

 

相手にとってそれが

「不要なポイント」であれば

価値にならないということです‥‥。

 

 

痩せたいと思ってない人に

「すぐに痩せるサプリです」は響きません。

 

家が好き、旅行嫌いの人に

「新幹線乗り放題!」は不要ですよね。

 

 

価値を高めるためには

「誰にとって」の価値なのか?を

まず決めてください。

 

そして、その方が

お金を払ってでも欲しい

最高の未来はどんな状態か?

を言語化しましょう。

 

現在と未来のギャップ

大きければ大きくなるほど

価格を上げることが可能になります。

 

 

もちろん、勝手な想像だけで考えて

ズレていては意味が無いので

 

実際のお客様に聞いてみるのも大事ですよ。

 

ということで、

 

値上げを考えている方は

「最高の未来」について考えてみて下さいね。



 

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